３月６日(日)、第４回バッジテストを開催いたしました。
☆天候
大雪
☆検定バーン
【1級】
・みつまたサンシャインゲレンデ
・スクール専用コブライン(不整地小回り)
【2級】
みつまたファミリーコース
天候悪化が予測されたため、1級2級分けてのジャッジを実施いたしました。
☆バーンコンディション
吹雪による深雪、視界不良
２級は安全を考慮し、ファミリーコースを使用。斜度は緩くなりましたが、深雪で難しい状況でした。
☆受検者数・合格者数
1級 15名受検・8名合格
2級 17名受検・11名合格
☆1級検定員講評
深雪によりスピードが出にくく、視界不良というコンディションを考慮いたしました。
①切替時の重心移動の方向とポジショニング
②しっかりとした外スキーへの荷重によるエッジング
③これらの運動が一連の流れとなってリズムを保ち、安定した連続ターンとスピードコントロールができているか
以上がジャッジのポイントでした。
これらの動きをベースとして積極的な切替動作や、荷重を強めて推進させる運動ができていた方は加点となりました。
一方で、切替で山側に立ち上がる、あるいは次のターンの内側に入りすぎて外腰が上がり外脚荷重が甘くなる方、ターン後半の重さが不十分な方は不合格点となりました。
これから本格的な春のシーズンになり、バーンコンディションは様々に変化します。
どのような状況でも安定した滑りができるよう、板に身体の重さをしっかり預けられる足裏の荷重点や、足首の緊張感をキープする事を意識して、様々な雪質にチャレンジしていただくと良いかと思います。
1級検定員
板倉・鮎川・金井
☆2級検定員講評
全ての種目で、切り替えの正確なポジション、ターン前半のポジショニングとエッジング、ターン後半でのしっかりとした谷足荷重ができているかを重点的に見させていただきました。外足に荷重が乗らず振り回すようなターンや体の傾きだけでターンしていた方は、合格とはなりませんでした。体の重さが板にしっかりとのり、板のたわみを引き出すようなターンができている方は合格となりました。これらの操作がしっかり出来た上に、強いエッジングでカービングの推進操作ができた方は加点とさせていただきました。
今回も2級ではシュテムターンが難しかったようです。しっかりとしたポジション取りと板の踏みつけによるたわみを引き出したターンの練習にシュテムターンは良いと思います。
今回残念ながら合格できなかった方、諦めずにまた受検してください。
2級検定員
中井・林・前田
次回のバッジテストは3月24日(木)の予定です。
皆様のチャレンジをお待ちしております。
