第2回バッジテスト報告
・2024年1月14日（日）
・天候 晴れ
・バッジテストコース みつまたエリア サンシャインゲレンデ
※前日からの積雪により積雪量が若干増えて圧雪された状況でしたが、少し柔らかい雪面状況でした。
例年より積雪がないため、実際の地形通りの斜面でゴール付近の片斜面をどうコーディネートするのかも一つのジャッジポイントとなりました。
・検定員 峯嵜（主任検定員）、中川、松井
＜1級合格者＞4名/10名
＜2級合格者＞10名/13名
○総評
【2級】
・今回は合格率76%と多くの方々が合格されました。
シュテムターン・大回りターンに関しては、練習やレッスンでも多用する種目だけにしっかりと足場を作る事ができ、ターン後半のコントロールもうまくいった方々が合格でした。
残念だった方々は、切り換えを焦ってしまい急激に方向変換をしたために滑らかな連続ターンにならなかったように見えました。
・小回りターンは、まだまだ課題の多い種目となりました。
切り換えに焦りすぎてしまい、ズラしを伴いながらも丁寧に弧を作る等のコントロールができていなかったようです。
【1級】
・大回り・小回りターンに関しては、外スキー主体でターンコントロールできた方々が多かったようです。
この種目に関しては、練習されている量が多い方ほどうまくまとめられていたと感じました。
・総合滑降フリーに関しては、リズム変換の際に上への抜重が多く出てしまい､後半の片斜面の斜度変化に対応できず、仕上げの処理がうまくできない方々が見受けられました。
・不整地小回りターンでは、まだまだコブ斜面に対しての対応力が少ない方々が多いと感じました。
コブの形に対応できず、外スキー主体でコブの出口から入口で立ち上がってしまい、次のコブにズラし込む身体移動がうまくできず、慌ててしまい止まる方やはみ出でしまう方がいらっしゃいました。特に残念な種目となりました。
・今後の課題としましては、色々な斜面やターンサイズ、リズム等を駆使して、まずは丁寧に確実にターンコントロールができるように練習量を増やす必要性があると思いました。
いつも同じパターンではなく色々なパターンで練習してみましょう。
当スキースクールでも､色々なパターンで皆様にお応えできる内容でレッスンを展開しております。
合格された方々もさらに高みを目指し､残念だった方々も今一度基本に戻って練習してみましょう！
お待ちしております。
