第１回 バッジテスト報告
・2023年12月24日（日）
・天候 晴れ
・バッジテストコース みつまたエリア大会バーン
※バッジテストとして斜度は比較的優しい状況でしたが斜面変化に富んだバーン（片斜面を含む）を使用いたしました。
・検定員 峯嵜（主任検定員）、松井、奥山
＜1級合格者＞ 5名／9名中
＜2級合格者＞ 8名／10名中
○ジャッジの観点
【2級】
外スキー主体の捉えからずらしを上手く使いながらターンをコントロールすること。特にシュテムターンでの開き出しで外スキーで捉え､足場のある中でのターン始動が上手くできているかどうかです。
今回合格の方は、足場作りがしっかりできていました。残念だった方は、開きだしは良かったものの、身体が遅れることにより乗り遅れてしまい、斜度変化に対応できず慌ててしまった連続ターンとなってしまいました。
全体的な種目の印象は、優しい斜度・良好な雪質の好条件でしたが、しっかり足場作りができていたと思われます。
難しくなっていく斜面でも色々な斜度・雪質でのチャレンジをして、更にレベルアップを図ってください。
【1級】
2級レベルより更に積極的に斜面を滑り降りるための切り換え（パラレルスタンス）からターンコントロールができているかどうかがキーポイント（切り換えで足場をセット〜ターンを積極的に行う）となりました。
また、斜度変化に対して予知した動き（対応力）もジャッジの観点としました。
今のカービングスキーの特性を活かした、スキーをたわませてスキーの方向を変えるためのターンポジションを外スキー主体に作って行けるかどうかです。
積極的に斜面（雪面）に対して重心移動を行なっている方々はターンスピードを上手く利用できていたと思われます。
・総合滑走フリー
斜度変化での対応力がキーポイントで、前半からの滑走スピードを活かした強い滑りが評価されました。
・小回り不整地（緩斜面の浅いコブ斜面）
積極的にコブのピッチに合わせた素早い切り換えで滑り切った方々は、クリアされていました。規制された中で積極的に切り換えを行う技力を見ました。
今回の検定バーン状況は、比較的優しい条件でしたが、残念だった方々は、改めて切り換え〜ターンの精度を高める練習をしましょう！
合格された方々は、色々な斜面に対しても、精度の高い滑りを目指してください。
