4月24日(日)、バッジテストを開催いたしました。
☆天候
曇り
☆検定バーン
・みつまたエリアサンシャインコース
☆バーン状況
春雪のバーンで、整地された雪面に硫安を散布して、終始荒れない状況にて実施いたしました。
かぐらエリアは強風の影響により第一高速リフトが運休の恐れがあったため、みつまたエリアにて実施いたしました。
また、スタートで長くお待ちいただく事を避けるため、1級と2級を分けてジャッジを行いました。
☆受検者数・合格者数
1級 21名受検・13名合格
2級 14名受検・ 8名合格
3級 1名受検・ 1名合格
☆１級総評
※全4種目に於いて、切り換え操作はパラレルスタンスで行われているか？が最低限の基準となります。
①パラレルターン（大回り）
積極的に切り換え、外スキー主体で連続ターンをしている方々は基準に達しました。残念だった方々は抜重が大きくなりすぎてターン後半に荷重がなされて、ターンバランスが不安定でした（外脚荷重不足）。
②パラレルターン（小回り）
積極的でリズミカルな切り換えと、斜度に合ったエッジングとターンバランスで滑り切った方々は基準に達しました。
残念だった方々はターンの仕上げが遅く、ストップ動作になってしまったり、斜度に合わないポジションになりオーバースピード、常にパラレルスタンスがキープ出来ない残念な滑りとなりました。
③不整地小回りターン
連続したコブラインを積極的に滑り切った方々は、基準に達しました。
残念だった方々はコブの深さにズラすタイミングが合わず、バランスを崩し停止、ラインから外れたり、後半ポジションが後傾になりオーバースピードになった残念な滑りとなりました。
④総合滑降（フリー）
積極的なターンスピードを活かし、リズム変化も上手くこなしてゴールまで滑走スピードを活かした基準に達する滑りとなりました。
残念だった方々はリズム変化の後にオーバースピードになってしまった方、スピードを抑えすぎて積極性に欠けた残念な滑りとなりました。
まとめとしまして、ターンスピード・斜度に合った積極的操作・動作でターンポジションの安定感を求められると思います。
合格された方々、おめでとうございました。更なる上を目指しましょう。
残念だった方々は、再度斜度・ターンスピードの基本を反復して、またリベンジしてみて下さい。
１級検定員
峯嵜・鮎川・板倉
☆２級総評
全ての種目で、切り替えの正確なポジション、ターン前半のポジショニングとエッジング、ターン後半でのしっかりとした谷足荷重ができているかを重点的に見させていただきました。外足に荷重が乗らず体の傾きだけでターンしていた方や、落下のエネルギーがうまく使えなかった方は合格とはなりませんでした。体の重さが板にしっかりとのり、ターンの前半から外足に体重が乗り、谷に落ちていけるような積極的な滑りや、強いエッジングでカービングの推進操作ができた方は加点とさせていただきました。
今回も2級ではシュテムターンが難しかったようです。特に今回特徴的だったのは、種目別に見てシュテムが一番合格率が悪く、シュテムで65点以上の方は全員合格でした。シュテムの出来不出来が合否に直結したようです。開き出しの時に重心が後ろにならず、うまく斜め前方へ移動しながら板を押し出せた方や、早くに内足も閉じてターンができた方は加点となりました。
切り替えからターン前半のポジション取りと板の踏みつけによるたわみを引き出したターンの練習にシュテムターンは良いと思います。繰り返し練習しましょう。
今回残念ながら合格できなかった方、諦めずにまた受検してください。
２級検定員
中井・奥山・松井
次回のバッジテストは5月5日(木)です。いよいよ今シーズン最後のバッジテストとなります。
前日5月4日(水)にはバッジテスト攻略レッスンを行います。
どうぞご利用下さい。
