湯沢町かぐら・みつまた 基礎レッスンから資格取得まで かぐらスキースクール

2024/25年度 第2回バッジテスト講評

メニューリスト:新着情報2025.01.15

2025年1月12日(日)
★検定バーン
・みつまたサンシャインコース
・みつまたファミリーコース スクール専用バーン(1級不整地小回り)
★バーンコンディション
圧雪。良好なコンディション
★合格者数/受験者数
1級 9名/17名
2級 4名/10名
★検定員
鮎川(主任)、奥山
公認スキー検定員規程の変更により今シーズンからB級検定員2名でバッジテストを開催する事が可能になりました。
★スタート係

★総論
第1回目バッジテストに引き続き「3つの基本動作(ポジショニング・荷重動作・エッジング)」に加えて「ターン始動のポジショニング(セットポジション)」の習熟度を重要な着眼点としました。基本動作と適切なポジショニングが取れている方は合格点を獲得する事が出来ました。
一方で次の様なエラー動作が目立ちました。
①重心を谷方向に落とす事が出来ずターン後半に重心が山側に残ってしまう。
②体軸を内側に倒す事でターンを始動する結果、外スキーに重さを乗せることが出来ない。
③膝関節が曲がりすぎて後傾のポジションでターンを終了。適切なポジションに戻らないでターンを始動してしまう。

●パラレルターン・大回り(1級・2級)
ターン始動のポジショニングを適切に取れている方は合格点を獲得されました。
1級の方は「べーシックパラレルターン」(2級種目)の基本動作をベースに習熟度を高めて行く事が大切です。
1級・2級ともに体軸を倒す事によるターン始動を行う方が目立ちました。スピードコントロールの為にも外スキーに重さが乗ったターンを心掛けましょう。
●ベーシックパラレルターン・小回り(1級・2級)
この種目は「一定のスピードの中で安定したターン弧を描く」事を目的とします。
適切なエッジングとズレ幅を調整しながら安定した連続ターンを表現出来た方は合格点の対象でした。
狙った方向に身体を落として行く事が出来ずターンの大きさを調整することが出来なかった方が目立ちました。
ターン仕上げの局面で重心を効果的に落下させて身体の下にスキー板があることを確認しましょう。
●総合滑降(1級)
ターン構成のイメージが重要な評価ポイントとなりました。大きめのターン→小・中ターン→
大きめのターン(*)などリズム変化やライン変化をともなって検定コートを自由自在に演技する表現力を養いましょう。
(*あくまでも一例です、構成は受検者みなさんのオリジナリティを発揮してください)
●パラレルターン・小回り 不整地含むナチュラル (1級)
ターン始動時に身体の下にスキーが無くスピードコントロール出来ていない方やバランスを崩す方がいらっしゃいました。
検定バーンの難易度が比較的低いため、ズレ中心のターンではなく、弧を描いてターンが出来ているかどうかが着眼点となりました。
適切なストックワークに加えてストックをいつでも突ける腕のポジションは安定したターンを描く為に有効です。
●シュテムターン(2級)
ターン始動のポジショニングを重要な着眼点としました、シュテムでの切り換えでダイレクトに次のターン姿勢をセット出来る運動が出来ている方は加点の対象でした。

次回バッジテストは2月16日(日)に開催予定です。前日の15日(土)には1級・2級攻略レッスンを実施致しますので、ぜひご利用くださいませ。