湯沢町かぐら・みつまた 基礎レッスンから資格取得まで かぐらスキースクール

第3回バッジテスト報告

メニューリスト:新着情報2021.02.15

第3回バッジテストを開催いたしました。
今回はみつまたロープウェイの不具合が発生した為、NASPAスキーガーデン様のご協力を承りまして実施いたしました。
NASPAスキースクール様のご厚意により検定バーンをセパレートしていただき、また検定参加者のご協力もありスムーズな運営ができました。

2021年2月14日㈰

☆検定バーン
NASPAスキーガーデン G コース
天候 晴れ

☆受検者数・合格者数
1級 10名受検・9名合格
2級 8名受検・ 5名合格
3級 1名受検・ 1名合格

☆検定員総評
・1級の着眼点
①しっかりとした切り換え、積極的なターンポジションを作ることで、ターン前半から雪面を捉えているか?またこれによりターンコントロールや斜面にあったスピードコントロールが出来ているか?
②切り換えの直後に積極的に谷側へ重心移動するとともに外脚の荷重ができているか。
③ターン全般において、パラレルスタンスで出来ているか?またズラしの要素のある前半からシャープな山回りで仕上げて来ているか?
④カービング要素は加点としました。

これらを主体の着眼点としました。

・2級の着眼点
①シュテムターンは、切り換えでしっかり足場が出来るシュテム操作から、ターン後半への外スキー主体のターンコントロールが出来ているか?
②パラレルスタンスでのターン前半〜後半のターンコントロールが出来ているか?
③カービング要素は加点としました。

これらを着眼点としました。

・1級受検生
全体的に技術レベルの高い方々が集まっておられたと思います。
特に大回りパラレルターンや総合滑降でのスピード感あふれるアグレッシブな滑りに加点をつけさせていただきました 。
今シーズンから始まった総合滑降は、さすが1級と言われる様などこででもどんなリズム変化でもできる様な滑りが必要だと思います。
各種目で合格点が出なかった方は、切り替えから谷側への重心移動が不十分で、谷脚のエッジが残ったままでターンをしようとしてシュテム動作が出たことでした。

・2級受検生
合格者の方々は技術的にも安定した滑りが出来ており、積極的な切り替えやターンコントロールがしっかり出来ていたと思います。
残念だった方々は、滑走数不足が大きな原因かな?と思われました。
シュテムターンで多くの方が不合格点となりました。
外足の開き出しによる制動要素( 向かい角と言います)と、重心が 谷側となることによるターン前半部分の 積極的な踏みつけ感を練習していただけると良いと思います。
パラレルターンの精度を上げるためのシュテム動作という理解が必要と思われます。

以上
主任検定員:中井
検定員 :粟野、 坂口

次回のバッジテストは3月7日㈰を予定しています。