湯沢町かぐら・みつまた 基礎レッスンから資格取得まで かぐらスキースクール

第2回バッジテスト報告

メニューリスト:新着情報2023.02.01

1月29日(日)
第2回バッジテストを開催いたしました。

☆検定バーン
みつまたサンシャインゲレンデ(第2ロマンスリフト斜面)
みつまたファミリーコース(4級)

☆受検者数・合格者数
1級  11名受検・8名合格
2級  17名受検・13名合格
4級  2名受検・2名合格

☆バーンコンディション
天候は晴れ、昨夜からの積雪により雪質はいいものの、下地は柔らかく不整地に近いナチュラルバーン

☆4級総評
講習内検定 講習内検定の中で、種目のテーマをしっかりと左右のターンをリズムを作りながらコントロール出来ていました。
今後は、積極的に自分から働きかけて色々なリズム・ターンサイズで滑れるようにしていきましょう。

☆2級総評
荒れたバーン状況の中で、明暗を分けたのが、シュテムターンです。
シュテム動作を行わなければならないということに集中しすぎたせいか、 従来のスキーの方向を積極的に変えてターンコントロールをしながらの連続ターンが出来ず、 リズム・斜度にしっかりと立ちながらコントロールした連続ターンが出来なかった方が多かったように思います。
合格された方々は、しっかりと次のターンへの足場作りが出来てリズミカルに連続ターンをされていました。
今一度、シュテム動作の本質(次の外スキーでしっかり滑り降りる斜面を捉えてターンを仕上げる)を反復練習しながら、 ターンコントロールを出来るようにしていきましょう。

パラレルターン(大回り・小回り)合格された方々は、外スキー主体に雪面を捉えてターンサイズも意識しながら荒れたバーン状況で自らターンコントロールも出来ていました。
滑り降りる斜面に積極的に立ち上がりながらターンコントロールが出来ていたようです。

☆1級総評
2級のレベルより更に積極的にパラレルスタンスで切り換え、ターンコントロール・ターンサイズコントロールが荒れたバーン状況下でも しっかりリズム良く出来ていた方々が合格点に達していました。
残念ながら合格に達していなかった方々は、まずは、優しい斜面(中斜面以下)で少しターンスピードも上げながら正確に連続ターンを反復しましょう。

小回り不整地ですが、2コース(ピッチの狭いコース・やや広いコース)の選択肢がありました。
合格された方々は、コブのピッチに合わせて積極的に滑って来られました。
残念だった方々は、守りに入りすぎて積極的にズラしながらターンをするという余裕がなく、外スキーのみ脚を伸ばし、 コブの溝に合わずシュテム動作が出てしまいリズム良く滑りきれなかったようです。

今のカービングスキーは、外スキー主体で連続ターンを作り上げるのは絶対条件ですが、いつまでも外スキーに上体を傾けてターンを始動させたり、 足首や膝などのパーツを使って器用にスキーの方向を変えて行くのではなく、スキーのたわみを活かすためのターンポジションを今一度練習していきましょう。
スキーの内側にポジションをセットしてスキーを外側に押しながらたわませ、回転力を上げる事を反復していきましょう。
まずは、優しい斜面から始め徐々に実践斜面で試していきましょう。

主任検定員 峯嵜
検定員 中井
検定員 並木