湯沢町かぐら・みつまた 基礎レッスンから資格取得まで かぐらスキースクール

第2回バッジテスト報告

メニューリスト:新着情報2021.01.23

第2回バッジテストを開催いたしました。

令和3年1月17日(日)

☆検定バーン
かぐらメインバーン
天候 曇り・濃霧

☆受検者数・合格者数
1級 16名受検・10名合格
2級 6名受検・ 5名合格

☆検定員総評

・1級の着眼点
①しっかりとした切り換え、積極的なターンポジションを作ることで、ターン前半から雪面を 捉えているか?またこれにより ターンコントロール(ターンサイズも含む)・斜面にあったスピードコントロールが出来ているか?

②切り換え~ターン全般において、パラレルスタンスで出来ているか?

③ズラしの要素のある前半からシャープな山回りで仕上げて来ているか?

これらを主体の着眼点としました。

・2級の着眼点
①シュテムターン
切り換えでしっかり足場が出来るシュテム操作から、ターン後半への外スキー主体のターンコントロールが出来ているか?
②パラレルスタンスでのターン前半~後半のターンコントロールが出来ているか?

これらを着眼点としました。

事前講習から、濃霧が酷い状況で、視界10mほど、斜面状況も、整地→ナチュラルバーンとなった中での検定開始。
受検生の方々には,かなり過酷な状況でした。

合否の明暗は、足場が見えない中でもしっかりとした切り換え~ターンコントロールとその強さでゴールまで滑り切ったか、でした。残念ながら不合格になった方々は、足場が定まらず、たわませるエッジング・ターンコントロールに不安な滑りとなりました。

・1級受検生
特に目立った受検生としては、
レーサーの受検生(小学生)
シャープなターンコントロールとスピードに負けないポジションが正確で多少の凹凸も気にせず安定した滑りでした。
しっかりとした足場作り・重みを与えてたわみを作り、回転力を上げた素晴らしい滑りでした。
残念ながら、不合格の方々は,やはり緊張もプラスされたせいもありますが、切り換えの足場作り・急激な荷重・上体でターンしてしまい、滑らかな連続ターンにならなかった点が悔やまれます。

今季から種目変更
横滑り→総合滑降フリー
濃霧のため、斜度の難易度を下げ、質の高さ(コーディネート・強さ等)をしっかりジャッジしました。
土曜日の攻略レッスン・日曜日の事前講習でもレクチャーしたのは、総合的な技術能力を見ることと、自在にリズムを作りながら滑り降りること、でしたが、ほとんどの方々がリズム変化のコーディネートがうまくいかず、全体的に流されてゴールした感がありました。合格者は、しっかり斜面に対してリズミカルなターン調整をしていたと思います。

・2級受検生
レベル的にしっかり滑り込んだ受検生もいらっしゃいました。
合格者の方々は技術的にも安定した滑りが出来ており、種目毎にしっかり練習されていると感じました。
残念だった方々は,やはり滑走数不足が大きな原因かな?と思いました。
視界・気象状況等、難しい状況にも対応できるよう、しっかり基礎を反復していく滑り込みが、必要と思います。

以上
主任検定員・峯嵜

次回のバッジテストは2月14日(日)を予定しております。