湯沢町かぐら・みつまた 基礎レッスンから資格取得まで かぐらスキースクール

第9回バッジテスト報告

メニューリスト:新着情報2021.04.21

4月18日(日)、第9回バッジテストを開催いたしました。

今回は1級・2級それぞれに検定員を配置し、同時進行でテストを行いました。

☆検定バーン
・かぐらエリアジャイアントコース(整地種目)
・テクニカルコーススクール専用コース(1級不整地小回り)

☆受検者数・合格者数
1級 16名受検・11名合格
2級  6名受検・ 3名合格

【1級講評】
●1級の着眼点
・整地種目
切替時の重心移動の方向が適切か。その後の外スキーの操作がしっかり出来ているか。
また、斜度に合わせた運動とスピードコントロールが出来ているか。
・不整地小回り
スピードの速さは求めていない。確実なスピードコントロールが出来ているか。
そしてコブの中でもターン弧を描けているか。

●1級総評
ターン弧と重心移動の方向がマッチしているか、しっかりスピードコントロールできているかを主に見させていただきました。
速いスピードの中でもそれらが出来ていた方には加点が出ています。
残念な方は重心移動の方向が内側に入り過ぎて外スキーに重さが乗らなかったり、重心移動だけで回ってしまい、外スキーへの働きかけが疎かになっていました。
また無謀なスピードを出してしまい、運動が止まったりリズムが乱れてコントロールが出来ていないところが見受けられました。
不整地小回りは、コブの裏側を横滑りで降りてくる、いわゆる完全なズルドンで滑った方は不合格となります。少しでもターン弧に近づくように練習してください。

主任検定員 花岡
検定員 林
検定員 三品

【2級講評】
●2級の着眼点
・基礎パラレルターン大回り
切り替えで重心位置を一度前に出し、斜面垂直を意識し、ターン前半から自然な落下運動に伴う外足の踏みつけが出来ているか、ターン後半での谷足荷重がしっかり出来ているか。

・シュテムターン
ターン後半で谷足をしっかり踏みしめ、山足の開き出しにより雪面から受ける抵抗を感じながらそれを押し返してターンをする動きがしっかり出来ているか。

・基礎パラレルターン小回り
上体をフォールラインに向けながらターン後半にしっかりと谷足で踏みしめ、重心位置を谷側に落としながら次のターンへ、タイミング良くリズミカルに滑る事が出来たか。

●2級総評
全ての種目でスピードよりもコントロールされた回転弧で滑られていたかを見させて頂きました。上記の操作がしっかり出来た上に、強いエッチングでカービングの推進操作ができたかたは加点とさせていただきました。残念だった方はターン後半で体が山に倒れたり、ポジションが少し後ろで前半からのとらえができなかったりということでした。春で雪面も難しくなっています。ポジションの練習をしっかりやってください。

主任検定員 中井
検定員 松井
検定員 並木

次回のバッジテストは4月25日(日)です。皆様のチャレンジをお待ちしております。
また前日24日(土)にはバッジテスト攻略レッスンを行います。どうぞご利用下さい。