第7回バッジテスト報告
2024年4月7日(木)
・天候 晴れ
・使用コース みつまたエリア サンシャインコース
・雪質 湿雪
・検定員 花岡(主任)、鮎川、板倉
〈1級合格者 10名/19名〉
〈2級合格者 10名/21名〉
〈3級合格者 2名/2名〉
◯総評
全ての種目において、センターポジションを意識し、落下エネルギーを使いながら外スキーを操作できているかが、着眼点となります。
【1級】
〈大回り〉
ターン前半に、落下するよりも先に外スキーを回そうとしたり、ただ外スキーに乗っているだけで雪面への働きかけがない方は合格点に達しませんでした。
〈小回り〉
スキーの角付けが強過ぎてスピードコントロールができずに暴走してしまう方や踏み替え動作になっている方が目立ちました。
しっかりと外スキーに重さを乗せて、一定のスピードで滑り降りれるようにしましょう。
〈総合滑降〉
全体的にリズム変化がはっきりと見られない方が多かったです。
2、3ターン目でリズム変化を入れるのが理想的な斜面設定なのですが、大回りをやり過ぎてリズム変化が間に合わないパターンが見受けられました。
〈不整地小回り〉
深く掘れておらず、地形に合わせやすい状況でした。外壁を利用して一定のスピードとリズムを保てた方は合格点となります。
早く捻り過ぎてトップがすぐに下に向いてしまい、ズレ幅が取れずにスピードコントロールできない方や、足首の緊張が保てずに後傾になってしまった方は残念な結果となりました。
【2級】
〈大回り〉
身体の傾きだけでスキーを回し込んでしまい、スピードコントロールができていない方が目立ちました。板を回すのではなく、落下しながらスキー操作をした結果ターンになるよう、山回りまでしっかり運動しましょう。
〈小回り〉
スキーの向きを変えるだけだとオーバースピードになります。
外スキーにしっかり重さをかけてズレ幅を使って1ターンずつ丁寧に仕上げた方は合格点となりました。
〈シュテムターン〉
開き出しが大き過ぎて外スキーの操作ができなくなっているパターンが多く見受けられました。
次の外スキーを重さを乗せられる範囲に開き出し、落下しながら外側へ押しずらす動作や働きかけができた方は合格点となりました。
◯春の雪質は重く、スキー操作もしづらいので、そのような状況に対応できるような様々な練習が必要となります。
運動のタイミングや働きかけの時間や強さを変えてみる等の練習をして、色々な斜度や状況で滑ってみましょう。
次回のバッジテストは4月21日(日)の予定です。
みなさまのチャレンジをお待ちしております。